昔は、稲刈りをして田んぼに掛け干しして乾燥させたり、むしろを敷いて干したりしてから俵やかまげに詰めて保存や移動をしていましたが、今では栽培農家のほとんどが乾燥機を保有しコンバインから刈り取られたお米は食べておいしい天日干しに近い乾燥度15%を目安に乾燥させ、もみのまま袋詰めの状態で長期保存するのが一般的です。縁側の奥や牛小屋の上に保存したりしているところはほとんどありません。個人の農家でもちゃんと倉庫に鮮度を保つ為『もみの状態』で保存し、食べるときに必要なだけ自家精米して食べます。
もちろん私も作ったお米を親戚4家族で食べ、つぎのおいしい米作りにつなげます。
天日干し:昔は刈り取りが終わったらそのまま田んぼに掛け干しをして天日干ししていましたが、天候や労力から農家では乾燥機を使用するようになりました、この結果天候不順でも均一の乾燥ができおいしいお米の統一化が出来るようになりました。
気分的には、天日干しして天候に左右され苦労したお米がおいしく感じるのは、達成感が加わるからでしょうか?
お米のおいしさは乾燥度で変化すると言われます。